句会報告 |
【日時】令和2年2月21日(金)午後1時~4時 |
【場所】福生市輝き市民サポートセンター |
【内容】最初に講師から季節に関する講義(ご挨拶)がありました。昨今は温暖化の
影響か梅と桜が一緒に咲くとかが起きますが本日の所で言えば早春、
春浅しと言う時期です。俳句では春には春らしい句を詠みたいものですね。 今月の句会は先月に続き全員参加の11名提出4句/1人の計44句の
中から各自5句選句し(特選1句並選4句)披講し特選句は評も
述べる。いつもの通り 最後に講師の選句結果の発表と全部の句に
講評と添削指導をして頂きました。
講師の選句結果は特選3句、並選27句でした。
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講師特選 3句 |
① 励ましの文したたむる朧の夜 公子
(評)親しいお友達へなのでしょう、電話であるいはお会いして励ませないので
作者のせめて手紙でとの思いが伝わります。下5の朧の夜が良く合ってます。 |
② 山茱ゆの花に明るむ表門 公子
(評)春を告げる黄色い花が満開で表門を明るくし、訪れる人たちを歓迎している
様子が目に浮かびます。この句も春らしい明るい良い句だと思います。 |
③ 早春の風ひと抱へ持ち帰り 和之
(評)今までいたところが余程良い処だったのでしょう。その気分を風を持ち帰ると
表現したのは大変上手い。思い切りもよし。早春らしくて良い句だと思います。 |
並選句の中で多くの方が選んだ 2句 |
・短日や残す仕事の積りゆく ・冬蜂の塔婆をすべりゐる日向 |
陽子 好春 |
他の会員の句 |
・裏高尾川辺に光る猫柳 ・陽を追ひて電波時計や浅き春 ・春光やベランダへ訪ふ鳥の増ゆ ・強東風や絵馬のねずみの揺れ動き ・下萌えや一つの墓にあねいもと ・陽ざし浴び猫のお昼寝うららけし
・山笑ふ草木靡かす土手の風 |
万里子 眞一 玉記 仁正 桂子 節子 政芳 |
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次回句会 |
【日時】令和2年4月17日(金)午後1時~4時
(注記) 3月20日 (金) の予定は新型肺炎予防の為中止。 【場所】福生市輝き市民サポートセンター
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今後の 活動予定 |
1.俳句展示のご案内 現在未定です 2.会員募集のご案内 毎月、見学・無料体験者のお越しをお待ちしております。 お越しの際は講師より俳句作りに当って「最低限の約束事」の 説明を無料で行っております.
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講師紹介 |
沢田弥生先生 俳人協会会員 、
「燎」同人 NHK学園あきる野ルピア講師
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