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登録No.158 うらら山の会 |
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うらら山の会 |
2023年9月の山行報告
【日時】2023年9月16日(土)曇り
【場所】棒ノ嶺(ぼうのれい/969m)
東京都と埼玉県の県境にある棒ノ嶺に行ってきました。棒ノ嶺は棒ノ折山(ぼうのおれやま)、または棒ノ峰(ぼうのみね)とも呼ばれ、東京都側では棒ノ折山、埼玉県側では棒ノ嶺と呼ばれているようです。ここでは国土地理院の表記順で棒ノ嶺としました。棒ノ折山の由来は、鎌倉時代の秩父の武将だった畠山重忠がこの山を越えるときに突いていた棒が折れたことから付いたとかなんとか。
コースは、川井駅→バス→清東橋→棒ノ嶺→ゴンジリ峠→さわらびの湯。前日の雨模様が残り、青梅線の車窓から見える空はどんよりとして今にも降りそう。川井駅でバスに乗り換え、清東橋(せいとうばし)で下車。天気が悪いせいか、私たち9人のほかの乗客は1人だけというほぼ貸し切り状態。
舗装路を歩いて登山口まで約8分。わさび田に沿って山の神へ到着し、ひと息入れます。ここからこのコースの難関である急登が始まります。雨で足下が濡れているのでスリップに要注意。ゆっくりゆっくりと登り、三度の休憩を挟んで棒ノ嶺山頂に到着。ここで早い昼食と休憩にしました。空には青空も見え、陽も当たってきましたが、急に暑くなってきたのは勘弁してほしいところです。赤とんぼがたくさん飛んでいました。山頂はまるで広場のようですが、かつては一面の茅の原(カヤト)だったようです。
埼玉側の広々とした景色が楽しみでしたが、今は栗の木が生育してほとんど見えないのが残念でした。ここからゴンジリ峠まで下るのですが、木の根がむき出しになった山道は歩きにくいだけでなく転倒にも要注意でした。ゴンジリ峠は小広い平地で休憩には持って来いですが先を急ぎます。次の目標の岩茸石までの下りも足下が悪いのが意外でした。以前はこうではなかったよなあと思いながらぐんぐん下って、縦走路をふさぐように立つ岩茸石(いわたけいし)に到着。ここを左に曲がれば沢沿いの白谷(しらや)沢コースを経て名栗胡に降りますが、私たちは池ノ平尾根を下ることにしました。岩茸石の脇をすり抜けてしばらくは歩きやすい尾根道です。
途中、白地平というかつての展望地を過ぎ、舗装路の林道を三度経由します。急な下りもあるのですが、木の根がむき出しになった箇所が多く、場所によってはどこを降りていいのか足の踏み場に困ることが多く、けっこう疲れます。これは、登山者が多いこともありますが、2019年の19号台風の影響で土砂が流されたのが原因ではないかと勝手に思っています。
道がようやく平坦になってさわらびの湯の施設が正面に見えてきました。最後にコンクリートの急坂を登ってバス停近くの「やませみ」前に到着。思い思いに休んだあとバス停に並びます。思いのほか乗車する人が少なく、全員が座れるか心配していたのも杞憂に終わり、無事東飯能駅に到着し、帰路につきました。
■コースタイム(概算)
清東橋バス停(7:50)→奥茶屋(8:00)→山の神(8:30〜40)→休(8:50〜9:00)→休(9:25〜9:35)→休(9:55〜10:00)→山頂(10:15〜11:00)→ゴンジリ峠(11:25)→岩茸石(11:55〜12:00)→林道(12:15〜20)→白地平(12:32〜35)→林道(12:40)→林道(12:48〜55)→休(13:10〜13:25)→さわらびの湯(14:10)

参加メンバー/棒ノ嶺山頂 山頂のサクラの木

岩茸石 |
会員募集 |
自然と登山に興味のある方はご連絡ください。 |
次回山行
予定 |
10月21日(土)「ロープワーク(青梅丘陵)〜青梅の森ハイキング」 |
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入会のご案内
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自然や登山、ハイキングが好きな方、休日をアウトドアで
楽しみたい方、気軽に例会をのぞいてみてください |
目的
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自然に触れ、体力向上 |
活動内容 |
山の知識を身に着けて、楽しく、安全な山歩きを楽しむ |
活動日時 |
毎月1回第三土曜日 年10回
毎年4月は定期総会、8月は猛暑のため山行はなし
例会/毎月第1木曜日
輝き市民サポートセンター 午後4時から |
活動場所 |
年間予定表による
※活動日、例会、活動場所は変更の場合あり |
問合せ |
携帯電話 090-2255-1539 |
代表者 |
渡辺 功 |
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更新日 |
2023年9月19日 |
更新担当者:渡辺 功 |
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