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登録No.158 うらら山の会 |
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うらら山の会 |
2025年9月の山行報告
【日時】2025年9月27日(土) 曇り
【場所】笠取山(1953m)
今回の山行は、多摩川の源流となる水が滴る「水干(みずひ)」で知られる笠取山です。笠取山はアプローチが不便なので会長の車で4人が参加。作場平(さくばだいら)の駐車場に車を置き、ヤブ沢に沿ってヤブ沢峠まで自然林の中を緩やかに登ります。曇りがちの空模様なのが残念。
ヤブ沢峠からは幅の広い林道を笠取小屋まで約20分の歩き。小屋の周辺はテント場も整備され、近くには真新しい綺麗なトイレもあって以前(大昔)とはまったく変わっていました。小屋から草原の中に板が敷き詰められた道を歩いて行くと、小高い場所に小さな分水嶺の標石が立っています。そこは多摩川・荒川・富士川の分水嶺地点とのこと。目の前には笠取山の急斜面が立ち塞がるように私たちを威圧しています。果たしてあそこを登れるのかという不安がよぎりました。
いったん笠取山西という小広い場所に下ってからいよいよ急登の開始です。始めのうちは話ながら歩けましたが、途中から35度くらいの急斜面となって青息吐息。上の方に見える岩の手前では45度はあるかと思えるほどで両手両足を使って登ります。
登り着いたところは、岩がゴロゴロした広場のような笠取山の西峰。西の奥秩父の峰々は遠望できましたが、南の富士山方面は雲が垂れ込めてせっかくの展望地なのに眺めはいまいち。西峰で食事を済ませ、最高点の東峰に向かいます。石楠花の茂った林の中の岩場をよじりながら山頂へ。古めかしくも懐かしい丸太造りの山頂標識がひっそりと迎えてくれました。
東峰からさらに東へ進んで水干への周回路を目指します。急傾斜の道を下ってから平坦な道をたどると多摩川の一滴がしたたる水干に到着。あいにく水は滴っていませんでしたが、ここからあの多摩川が始まっているのかと思うと「へえ~」という気になります。
水干からは歩きやすい道が続き、途中で往路と合流して笠取小屋に到着。しばし休憩して往路と同じヤブ沢沿いの道をのんびりと歩いて作場平まで戻ってきました。
■コースタイム
作場平(8:22~35)→一休坂分岐(9:00~05)→ヤブ沢峠(9:57~10:05)→笠取小屋(10:25~35)→小さな分水嶺(10:50~55)→笠取山西(11:00)→笠取山(西峰/11:32~12:05)→笠取山(東峰/12:22~12:30)→水根尾根末端への下降点(13:03)→水根尾根末端(13:14)→笠取山西(13:54)→笠取小屋(14:15~30)→ヤブ沢峠(14:58)→一休坂分岐(15:50)→作場平(16:15)

笠取山西峰 奥秩父の峰々

水干 笠取山の急斜面
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会員募集 |
自然と登山に興味のある方はご連絡ください。 |
次回山行
予定 |
10月18日(土)「陣馬山」 |
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入会のご案内
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自然や登山、ハイキングが好きな方、休日をアウトドアで
楽しみたい方、気軽に例会をのぞいてみてください |
目的
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自然に触れ、体力向上 |
活動内容 |
山の知識を身に着けて、楽しく、安全な山歩きを楽しむ |
活動日時 |
毎月1回第三土曜日 年10回
毎年4月は定期総会、8月は猛暑のため山行はなし
例会/毎月第1木曜日
輝き市民サポートセンター 午後4時から |
活動場所 |
年間予定表による
※活動日、例会、活動場所は変更の場合あり |
問合せ |
携帯電話 080-3076-2534 |
代表者 |
藤田 信 |
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更新日 |
2025年9月30日 |
更新担当者:小山 義雄 |
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