ドイツ国際平和村からのニュース |
【ドイツ国際平和村 設立日】7月6日
「本来、ドイツ国際平和村が存在する世界であってはいけない。」
ドイツ国際平和村を以前からご存じの方なら、この文章を聞いたこと、読んだことがあると思います。母国で適切な治療が受けられないため、ヨーロッパまで移動して治療支援を受ける子どもたち、そして、その子どもを人道援助団体に預ける家族たちが、存在しないことが、本来は望ましいのです。しかしながら、現実はそうではありません。子どもたちの母国では、ドイツ国際平和村の支援が必要不可欠なのです。今年、ドイツ国際平和村は設立57年を迎えます。設立から57年が経過した現在、ドイツ国際平和村の支援はますます必要とされています。(中略)
ドイツ国際平和村は常に平和主義のスタンスをとっています。紛争や危機的状況の国で、傷ついた多くの子どもたちを見ているドイツ国際平和村だからこそ、この平和主義を保っているのです。ドイツ国際平和村で医療支援を受けている子どもたちは、施設に滞在している間、平和を体験・体感します。その子どもたちが治療を終えて、母国に帰るとき、ドイツ国際平和村で体験した平和を母国へ持ち帰るのです。
1967年以降、ドイツ国際平和村の定款にこう書かれています。
「紛争や危機的状況にあり、十分な支援を受けられない子どもたちを受け入れること」
(中略)
今後も子どもたちへの支援を続けていけるよう皆さんと協力していけましたら光栄です。 |
活動報告
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去る8月9日(金)~11日(日)に「平和を考える写真パネル展~原爆と人間」」を福生市プチギャラリでお行いました。
「平和」は日々一人ひとりが作るものと考え、あきらめず努力を重ねるドイツ国際平和村の姿勢に倣い、私たちは「戦争は嫌だ」と言うだけではなく、「どのようにして平和を作るのか」を、来場者と一緒に考える展示にしました。来場者にはご自分の思い、意見を書き留め展示に参加してもらいました。3日間という時間的制限がありましたが、来場者は117人と予想より上回りました。
ただ今後の課題として、「若い方たちにどのように参加を呼び掛けるか」が
残りました。ご来場くださった皆さま、ありがとうございました。
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寄付送金について |
皆さまのご理解とご賛同のお気持ちを大切に、2024年度も寄付をお預かりしたいと思います。どうぞ、よろしくお願いいたします。 |
例会 |
9月例会 9月8日(日)15:00~17:00
会場:輝き市民サポートセンター |